前置き
硬式テニスは、どちらかというとマイナーなスポーツではなく、メジャーなスポーツだろう。
しかも、競技者が多いサッカーや野球は団体戦だが、硬式テニスは個人戦のため、出場者数は多くなる。
(例えば、サッカーは11人で1エントリー、テニスは1人で1エントリーで、競技者がどちらも110人いた場合、サッカーは10エントリー、テニスは110エントリーとなる。)
そのため、硬式テニスは、県大会で、優勝はおろか、ベスト4や8に入ることも難しいと考えられるだろう。
ただ、様々な工夫によって、全国大会出場の可能性を高めることができる。
その方法を下記に記載していく。
全国大会の切符を掴む方法
1つ目
安易に、在住している都道府県の県大会に出場してしまうことを防ぐことである。
今回は、大阪府在住の人を例とする。大阪に住んでるから、大阪府のテニス協会に選手登録をして、大阪の府大会に出場して、勝ち進まないといけないと考えている人がいる。
そこから、選択を謝っている。
なぜなら、都会は、競技人口も多く、選手層が厚いからである。
これであると、まずを大阪府大会を勝ち抜いて、関西大会に出場し、全国大会に出る予定が、都道府県大会ですら勝ち抜けないおそれがある状態を作ってしまう。
そこで、どうすればいいかというと、競技人口の少ない都道府県大会に出場することである。
そんなことができるのかと考える人もいるだろう。
ジュニアの試合であると、クラブチームから出場している選手が多い。
単に、今通っているクラブチームから出場している選手が多いだろう。
そこに一手間加えるのだ。
今通っているクラブチームとは別に、もう一つ、競技人口の少ない都道府県のクラブチームに通う。もしくはそのクラブチームのみ通うことにする。
(そもそも競技人口の少ない都道府県のクラブチームに通っている人は適用外だが…)
この工夫によって、そのクラブチームから競技人口の少ない都道府県の大会に出場することができるのだ。
そして、選手層の薄い都道府県大会を勝ち抜き、地方大会(関西大会など)に進みやすくするのだ。
2つ目
次は、2ランク上の選手との練習の機会をたくさん作ることである。
硬式テニスは、ボウリングやアーチェリー、陸上など個人の記録が伸びれば勝っていけるスポーツではなく、1対1の対人で、その1人に勝てれば良いスポーツである。
そのため、1人だけの練習ではなく、練習相手の強さが非常に大切である。
ここで、1ランクではなく、2ランクとなっているのは、
1ランクであると進歩が遅くなってしまうからである。初戦、2回戦で負ける自分が、3回戦まで進む相手と練習して、成長したとしてもその相手くらいの戦績で止まるおそれがある。
2ランク、つまり、県大会ベスト8、16くらいに毎回残っている選手と練習できる環境を作ることによって、伸び幅を大きくすることができる。
(かといって、3ランク以上の選手、ベスト4以上レベルは、差がありすぎで練習に両者にとって練習にならない恐れがある。たまに交わり、レベルの差を確認するくらいが適切だろう。)
そもそもどうやって、2ランクの選手と関わることができるのか。といった話だが、非常に簡単である。
通っているクラブチームのコーチと、その選手のコーチが関わりがあったりする場合は、コーチに頼んでみる。
試合に出場した時に、話しかけてみる。保護者同士がつながりを持つようにする。といった形で仲良くなる。
などの方法がある。
自分が、ベスト8、16の選手なら、県大会優勝レベルが適切かもしれない。
3つ目
1つ目と2つ目で、県大会から地方大会に出場できる可能性を高めることができる。
3つ目は、県大会で優勝、優勝に近い成績を残し、地方大会でシードになることである。
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